2016年9月17日土曜日

ブログを引っ越した象



気づくとちょくちょくと電気が止まるインドにいます。
(2週間くらいですけど)

南インドのPondicherryという町の友人の家に滞在しています。
ここから車で15分行ったところに、オーロビルという実験都市があり、
そこに住んでいる人は、体・心に関してのワークに関心がある人が多いので、
毎日毎日出会う人とレッスンのやりっこをしています。

久しぶりにレッスン漬けで気楽です。

Pondicherryの寺院には象がいて、
お布施をすると頭を、ちょん、っと触ってくれます。
象をこんなに間近に見て触ってずっと傍にいて、
としたのは初めてで、感激しました。

1歩近づくと、1メートルづつ大きくなって、
間近で見ると超巨大で、恐ろしいです。

新しいブログはこちらへお願いします! → www.konradyuki.jp

2016年6月29日水曜日

盲点だ! そんなニーズがあったとは。



言わずと知れたキンカンの話である。

このぷちキンカンには
シリコンケースがついていてカバンに下げて持ち歩けるのだ。

初夏、まだ蚊が少なく耐性ができていない時期だからこそ
御守り代りにいつも持っていたいそれがキンカン。


なくさないように目立つサンオイルピンク。

2016年6月28日火曜日

次はホワイトハウスへ



埼玉県に畑を見に来た




ビブラムフィンガーシューズに履き替えて登場すると




おめーいい地下足袋履いてんなー

と、おっちゃんが。




70箇所も管理している畑にはそれぞれ名前がついていて

貴族の森とかホワイトハウスとか
イカしてる!




2016年6月20日月曜日

緊張が解け、何はともあれ浜辺にからだを預ける



発表のあとは、急遽、、浜にBBQに出かけた。


駐車場に車を置きに行く間、
先におろしてもらって待っているときにパチリ。

このあとなぜかみんなは戻ってこなかったので、ふて寝。

2016年6月19日日曜日

オリオンフリーばかり飲んでいる




チュニジアか?
と一瞬思うけれどもここは民宿南海。


迷った時はシーサーがあるかないか
が目印だ。いよいよ今日は発表。


屋内にいても日に焼けそうだ。

2016年6月18日土曜日

Did you sleep well?



沖縄についた途端、防災速報は熱中症情報に変わる
(本土では主に地震情報)




朝は少し早く起きて
市役所の横をテクテク通り抜け



21世紀ビーチで二度寝。少し黒い雲が出ていた。
少し走って、今年最初の海につかって民宿に戻る。





イトーのおっちゃんが植木に水をやっている。

おはようございまーす


おっちゃんの喋り方はとても優しい。
痛みを知っている者の声だ。
あるいはKGBに追われているか。



時間になると商店街の会長の昭一さんがわざわざ迎えに来てくれる。


よく眠れた?

ヨーロッパでは朝会うとそんな挨拶をする。

昭一さんは昨日はバイオハザードみたいな夢を見て怖くてすぐに目が覚め、
今朝は中学校の時の夢を見た、
と言っていた。


こうして今日も研修が始まるのだ。


雨降り前の風かな、と呟いた




結局今日は2時までやっていた。


町の人たちも明日は店があるのに
遅くまで付き合ってくれた。


外に出ると、ある女性が


雨降り前の風かな、と呟いた


地域に関わっている時に幸せを感じるのは
こういう瞬間だ。


いま幸せを感じたのはなぜか? 



・・・感覚を言葉にするのは
もう目一杯やったから今日のところは宿題にしておこう

2016年6月17日金曜日

セミとラジオとウインカー



しばし作業を抜け、美容院へ

東京で髪を切り、2,3週間。
伸びてきたところちょうど名護でサクサク

沖縄は彫りが深くて格好いい人が多い。



タクシーの運ちゃん、、、顔がでかい

ゆりかしだのかしゆりだの



二日目のワークショップが始まる。
商店街から少し離れたところにある老舗のパン屋さんで、
食料を調達し(グリーンスムージーがめっちゃうまい)
名桜大学の図書館へ。

1日中文字と向き合う作業が続くが、
昨日の話し合いに比べれば気分はずっとラク。

しかし暑い!やるぞー!




2016年6月15日水曜日

いつだってハードボイルド




1時間半も前に空港に着いたって、
お土産買って、コーヒー飲んでるうちにギリギリになってダッシュ(もできない状況)
なんだから、毎日気が抜けない。

手荷物、バニラはゆるいけど、
先日ジェットスターでは重さを計らなくてはならなかった。気が抜けない。

星の砂でできている




早起きは気分がいい。
甥っ子と犬。起きている時にはほとんど触れ合うこともないが、妹曰く、
寝ている時にはぴったり同じポーズになっていることがよくあるとのこと。
たまらん!


去年の今頃、
名護の砂浜に寝て星空を眺めながら
遠い遠い南の島、と思っていた
あの沖縄で今寝っ転がっているのだ
とぼーっとしていた。


今、すがすがしい気持ちなのは、早起きのせいか? いや違う。
なんてったって初めて予約して東京駅から成田行きのバスに乗れたからだ。
飛行機に乗ったら・・・すぐに寝るぞ。そして沖縄を満喫してやる!

2016年6月11日土曜日

チャンスは、タイミングの悪い時にやってくると心せよ





デザインの力はすごい。


急遽いただいた仕事を急遽頼む。



急遽頼んだ仕事を仕上げてくれる人は頼りになるなー!

2016年6月8日水曜日

ならぬことはならぬのです!

今日は急遽、会津若松へ。
人からの急な誘いにはなんだか分からなくても
のっておくものだ、

経験がそう言っている。





東京駅では、右も左も新幹線。
選び放題。




生まれれてこのかたずっと眠っていた鉄ちゃんの血がうずく。





はやぶさ、やまびこ、はくたか、とき、あさま・・・

東(北)へ向かう新幹線は西に向かうものに比べて色使いもネーミングも渋い。





郡山では3両編成の可愛い各停に乗る
(急行だと1時間半待ちだった)





車内では、会津若松に乗り込む気持ちの準備をする





会津若松に着いた!

相変わらず何しにきたのかはわからぬのです!



その後、調べてみたら、車体が、東が西より渋いとか地味とかいうことはなさそうだ。
ネーミングは地味だけど。

こちら↓鉄ちゃんの血がうずく
http://40slife.com/新幹線%E3%80%80画像%E3%80%80まとめ/post-300/

2016年6月2日木曜日

美しいものには悲しみがある



なんのこっちゃ分からないけど
ずーっと気になっている。

大岡山で用事があって電車に乗ったら間違って西小山についた。

結局折り返して30分後また大岡山にいる。

このままぐるぐる彷徨って気づけばもう7月、夏休みになるのだ。

2016年5月25日水曜日

京都-綾部-東舞鶴-若狭高浜


そんなに電車が好きなわけでもないのにまるで西村京太郎だ。


大学時代の友人に
高浜におもしろい人がいるから、と言われて会いに来たのだ。


友人は彼の地で大学で働いていて、顔も広くなってきているので
こういうことも起きるのだ。その調子で頑張りたまえ、と言いに行く。






京都は気が利いてる。


2016年5月6日金曜日

子どもを育てていない人間に何が分かる?




無自覚な差別用語というものがある。


「子どもを育てていない人間に何が分かる?」


というのは、その筆頭ではないだろうか?


これを言われて傷ついている、子どもを持たない女性
(男性はさほど言われる機会がない)を多く知っている。

絶対弱者の言われた側は、それを口にしないけれども、
シクシク泣いているけれども、これは強烈な差別用語だ。



経験上、子育てに大変な苦労をした人がそういうことを言うらしい。
子育てという苦役を押し付けられたと感じている人がそう言うのかもしれない。
(誰に押し付けられたのだ?)


「子どもを育てていない人間に何が分かる?」

これは、非常に厳しい言い方で、


韓国人に何が分かるのか? 中国人に何が分かるのか?


と全く変わらない言葉だ。

1つに、本人の責任ではない。
2つに、あなたとは根本的には分かりあえませんという宣言である。


点で。


こういう言い方に準ずるものとしては、
女には分からない、男には分からない、
ゲイでない人間には分からない、
みたいな言い方がある。


こういう差別と闘うために生きているのだ、
と思うことがよくある。

2016年5月2日月曜日

半日だけ京都へ

今日はグールドを聴いてるぞ。






半日、京都に行ってきた。
行く前からワクワクし、何泊もするはずの京都は、
もう日帰りするような存在になってしまった。
とっても悲しい。


でも行くとやっぱりワクワクした。

何年間かプライベートレッスンをさせてもらっていた方の
1周期、追悼コンサートがあったのだ。
その方はたくさんのお弟子さんから慕われていた。


堅苦しい場はどうも苦手だが、
開けてある窓の外には新島会館が見えて、
砂利道を歩く足音や鳥のさえずり
遠くをトラックが通る音なんかがそのまま聞こえて、
かしこまることのなく上品な、その方を思い出した。


パンフレットには
お弟子さんたちの記憶に残るその方の言葉が
書かれていた。

「あなたは大海に漕ぎだす舟のようね」
「貴女、フランスに行って本当によかったわね」
「あら〜スヴェーリンクを知らないの?」
「美しいものには悲しみがある」



僕はどんな言葉が残っているのかな?
と考えてみたら、コンラッドさーんと声が聞こえた。






形見分けでその方の譜面がたくさん並べられていました





京都の地名には相変わらずドキドキ



京都のタクシーの運ちゃんは修学旅行話が多い





窓が開いていて外の音も聞こえる



大河ドラマの舞台になった、えーとそのー、、、、建物



譜面の書き込み、僕には意味が分かりませんが
演奏家がたくさんいたので皆さんに意味をたずねると、
皆さん、意味が分かるんですね。

- -


個人レッスンを通じて、散々その方の体を触っていましたし、
ずっとその変化について考えていましたから、亡くなった時は、
悲しいというよりも自分の手足がちぎれたような喪失感がありました。
それを悲しいというのだよ。そうかもしれません。


久しぶりにその方の写真を見たり在りし日の写真を見て
やはりもうその足に触れることはないのだなと
自分の手の延長であったその人の足がこの世から消えてしまったことを感じたのでした。
それを悲しいというのでしょう。


なぜにグールドを今聴いているかというと、パンフレットで生前その方が
「平均律クラヴィア」全曲演奏をされたということを知ったのですが、
 何せ、その人の演奏したものが残ってないからですね笑

2016年4月16日土曜日

気持ちのいい風が吹いてるよ〜



猫のいる名護からの、、、、、(使い方あってるのか?)


アースデイやんばる準備中。


とにかく名護には気持ちのいい風が吹いている


2016年4月11日月曜日

ああ桜が綺麗だね〜



すっかり桜は散り始めてしまった。
まだ綺麗だけど。この綺麗さは、
満開の桜を知っているから感じるのか、
初めて見た人でもそう思うのだろうか。


今日は、遅刻する理由として
十分すぎるくらいの強い向かい風が吹いている。

2016年4月3日日曜日

アメイジングくらいのことは言ったっていいじゃないか。




学生時代にお世話になったふすま屋(いわゆるアルバイトで)は、
今でも怖い存在だ。先輩方は皆さん、とても優しいし、
取り仕切っているおかみさんもなんて言ったって、年齢も年齢だ。
(公称88歳、実際92歳位)

でも、怖い。


おかみさんが言っていた
「怖い存在がいるってことはありがたいことね〜」
は、ようやく意味が分かってきた。

+

今日は大学時代の恩師を訪ねる。

何年か振りなので少し緊張する。

優しい先生で、
昔から好き勝手に自分の意見を言わせてもらっているのに、
(昔は本当に、超怖かったらしいという話を聞くまでもなく)
怖いのだ。

それに学問のフィールドにいる人は、
僕の考えていることの論理的な甘さを鋭く・・・というより
当たり前についてくるので嫌・・・ありがたい。ムムム


ただ、今日の僕には秘策がある。
このところ考えている体と心に関しての理論を
ぶつけようと思っているのだ。


アメイジングくらいの気持ちをもってぶつかってこようと思う。

2016年3月14日月曜日

セツ・モードセミナー閉校!



セツモードセミナーが閉校するという

いつか行きたいと思っていただけに残念だ


HPを一枚めくった後に書かれている言葉が素晴らしい





   いつまでも  あると思うな

   セツ・モードセミナー

   春の嵐も  吹かぬものかや







遠くから眺めていただけだったが
去り際までセツは鮮やかだ

2016年3月13日日曜日

暮れなずむ街で、コミュニケーションにおけるファンタジスタに会ったんだ!



先日、17時半。いつもの商店街をハーモニーの仲間と歩いていた。

クラスに来てくれたので、ミスドで打ち合わせをしての帰り道だ。

向こうから自転車に乗って見知った顔がやってきた。
別の場所のクラスに来ている方だ。


僕は先に見つけて、
「お!〇〇さん、こんにちはー!」
と言うと、その方は、自転車を降りて挨拶をしてくれた。


2,30秒くらい冗談話をして、別れようとするとその方は

「みなさんこれから飲みに行かれるんですか?
 行かれるなら私もたせていただきますけど」

とおっしゃった。後ろを振り返って、


「そこの中華屋さんだったら私知ってますから、もたせていただきますよ」
と続けたのだ。


これには本当に驚いた。


一緒に(飲みに)出かけて出してもらうことはあっても、
このようにすれ違っただけで我々の分を出してもらうことはない。


というよりも、文字では伝わらないかもしれないが、
(トーンとか表情とか間とかが重要な要素だと思うから・・・)
道端ですれ違っただけの我々の飲み代を払おうという発想と、
こういう難しい申し出の、こんなにうまい切り出し方があるなんて・・・


年配の方のクラスで指導させてもらう醍醐味は、
人生の様々な局面における華麗な振る舞いを見せてもらえることだ。



というわけで、その方と別れた後、夕暮れ時の商店街は、
引っ越してきた日に初めて見た時と同じくらい新しく鮮やかに見えた。



身体のどこかに染み込ませておきたいと思っている。
覚えておけよ! とゴシゴシ身体のどこかにこすりつけておくのだ。


こういう技はすぐには使えないけれどもいつか決めるぞダブルクラッチ。

2016年2月25日木曜日

美しい生き方がある



稀に見るくだらない仕事をしている人がいた。


とあるBARに威勢良く入ってきた若者は、
今流行りの”釣り記事”というものを書いて月に500万稼いでいるという。


========================
例えばちょっと前だったら

”清原が弘道会と関係してる”

みたいなことを書けば、みんな釣られて読んじゃうんですよ。
本当かどうかなんて関係ないんですよ。1人ならそれが3円だけど、
チリツモ(塵も積もれば山となる)で何百人も見たら大きく稼げるんですよ。
========================



と言っていた。下の下の仕事だ。


げのげのしごとだ。


人生には、滅多に会えない人がいる。
そのたった一瞬の出会いを生かしたか生かさないかで、
人生が大きく転換するような出会いがある。


生まれ変わりというものがあるとしたら、
何回か生まれ変わる中に一度出会えるか出会えないか
という人が世の中にはいる。


仕事には貴賎があって、
そういう社会との関係の持ち方をしていると、
本当に大事な関係を見過ごしてしまうのだ。


そして運よく、その道に舵をきれたなら、
一生をかけて恩を返していかなくてはいけない。


はした金に気をとられないように注意されたし若者よ。

2016年2月19日金曜日

リアル沖ヨガ恐るべし


今日はアストックサロンの日だった。

アストックサロンを知らない人には、
カラダ系TEDといえば大体言い表せている。

様々な分野のカラダの専門家が、
自分の人生をかけて取り組んでいることを皆の前で発表するのだ。

聞く側も様々な分野の専門家だから、発表する側は大変緊張する。

第三金曜日の夜、原宿の小さな和室で行われている。
本気のカラダ系と和室ということで以前は男性ばかりだったが、
最近は女性も多く参加していて華やかになった。



今日は沖ヨガの上嶋先生。
沖先生との超人的なお話を伺った後で、
実技へ。

アストックサロンのよさは、
実技や公演の面白さと共に、
場の雰囲気だ。

講義が充実していた場合は、その後の飲み会も盛り上がる。
強面も男も女も笑顔になってしまう。



今日の飲み会では、ヨガに対して思っていることを
率直にぶつけさせてもらった。
上嶋先生も徹底してリアルで、納得がいった。

上嶋先生が、僕のクラスは女性しか受け付けませんと散々おっしゃっていたので、
アストックサロンには
今後ますます女性が増えるだろう。

一度来てみるといいよ!

2016年2月16日火曜日

どりゃあ、どりゃあ、どりゃあ!





三十郎を観ている。


ひとつ前には、『酔いどれ天使』



人間に一番必要な薬は理性なんだよ


これが最後のセリフ。


昼間叔父の入院している病院に行った。
家を出るまでは面倒に感じることが多いが、
病室は時間の流れがゆっくりだからか
病室を訪ねるのは嫌いじゃない。


叔父は先日大転びして、顔に内出血を起こして腫れていた。

ぎょっとしているこちらの顔を見るなり叔父は

「菓子パン買ってきてよ」


病院にいる叔父に、散々パンを買っているので
看護師さん達からいつもものすごく怒られる。
叔父が怒られるならいいが、僕が怒られる。



退屈なんだよ、パンが食べたいんだよ。


叔父にとって今一番大事なのは理性よりパンだ。





全く仕事が進まない。

(写真はネットからもらいました。問題あったら消します〜)

2016年2月13日土曜日

放っておけば、いつもと同じ土曜日だった




クラスに来てくださっている方の絵を観に国立新美術館へ

新槐樹社展


何百点くらいあるのだろうか、会場は結構広い。
子どもを連れてきたら一人なら押さえつけられるけど
二人いたら危ない、そんな広さだ。(わからん)


彫刻も少しあるが、油彩・水彩で半分づつくらい。
版画も少しあった。いや、実はほとんど版画って何を指すのかよく分からない。


入り口にある抽象画ってよく分からない
色がいい感じだな、とか、なんか格好いいな、
というのもあるけど、基本はよく分からない

でも分かったような顔をして成る程とうなづきながら観る



その後ぐるーっと写実っぽい絵の方へ回っていくと
これなら何かいいたくなる。もっとこうした方がいいんじゃないかな、とか、
描いてみたいなという気にもなる。

そしてまた抽象の方に戻ってきた。ここで少し驚いた。

抽象画の癖に、何か感じ方がはっきりしていたのだ。

みていて、もっとこうしたらいいのに、とか
この線が邪魔だな、ちょっと欲をかいたな
うまくまとめようとしたな、なんてことをいっちょまえに
はっきり感じるようになっていたのだ。

ちょっと驚いた。こんなに短時間でこういう変化があるものか、と。


つい先日、伊万里焼を収集している方にお話を伺ったばかりだった。
伊万里焼はすごく偽物が多くて見分け方があるのだけど、
何万点も見ていると、もう見た瞬間に分かるのだという。


なんでかって聞かれても分かんないんだよ〜
はっきり分かる。全然違うんだよ〜



何百点か絵を見ていると、こんなにも日々の暮らしには
いろんな瞬間があるのかと時間を忘れてしまった。


毎瞬を一瞬前と同じように過ごすこともできるが、
別のものにリアリティを持つこともできる。

ハーモニーのレッスンの組み立て方と一緒だ。


ところで、
国立新美術館のガラス仕立ての外壁は、掃除するのが大変そう。
建築家にやらせるべきだ。

2016年2月9日火曜日

この渡良瀬橋が、あの渡良瀬橋だったなんて



車の中から撮ったもの。


10年くらい前、フェルデンクライスを勉強しにヨーロッパに行ったとき、
みんなでバーで盛り上がったりしていて、
しみじみ自分がヨーロッパにいることを不思議に思った。

映画でしか見たことのない"ガイジン"さんに囲まれてる、、、、


週末は群馬で合宿に参加した。
ある企業と群馬大学の共同プロジェクトのファシリテーションを依頼してもらったのだ。


その最中に、車で通ったのが渡良瀬川だった。

京都の景色のようだと思ったら、
渡良瀬川。


高校時代、森高千里をよく聴いていたから、
タイムトリップしたようだった。





*家に帰って調べたら、これは渡良瀬川にかかる錦桜橋であった
ああまだ見ぬ渡良瀬橋よ・・・


2016年2月6日土曜日

この桐生はあの桐生か!




このポスター!

少し前に話題になっていたけど、
まさかこの桐生のことだったなんて!

ちょっと変えられただけで、もう気づかない。
不思議な生き物・・・それが人間だ。


台湾で地震があった。。心配だ。

2016年2月3日水曜日

You make a plan, we make history.







You make a plan, we make history.

お前はチンケな作戦考えてろよ。俺らは歴史を作るからさ。

10年ほど前、オランダのスクワッティングハウス*を訪ねた時に、
壁に貼ってあった言葉。


*オランダには空き家があったら鍵を壊して入って住んでいい
という法律があるらしい。

今もあるのかわからないけど、
10年くらい前はあった。


今時の、いわゆる普通の若者はそんなことをしない。
少しヒッピー文化を引きずったような若者たちが住むのだ。
鍵を壊して住むことをスクワッティングと言うらしい。


この言葉を見たのは、10年前、
ブッシュがアフガンに攻め入った時だった。
壁には、小さな白黒コピーのブッシュの顔写真とともに、
この文字が大きく印字されていたのだ。


コピー用紙の質も印字もイマイチで、
小さな小さなポスターだったけど、強烈に残った。

You make a plan, we make history.



この言葉は、ブッシュがアフガンに攻め入るという計画を立てたことと、
アメリカの歴史のなさとを皮肉っている。

お前らがちゃちな計画を立てる間に、ヨーロッパでは歴史を作っていくよ。
他の国に対してのこういう煽り方はあまり好きではないけど、

we make history という言葉は響いた。


いまの日本に、歴史を作るぞ、
という意気込みで取り組んでいる若者がどれだけいるか。

小銭稼ぎと自意識の中に閉じている者が多い。志が低い。


沖縄には“歴史“という時間感覚を持っている人がいる気がする。

沖縄に学べ、と岡本太郎は言ったがそう思う。