今回唯一のFIXされた予定である前橋先生の講義を拝聴しに大学にお邪魔している。
多くの学生に混じって、日本から先生を訪ねてきている人たちもいる。
皆一緒に、大学の寮に泊まっている。
今朝、驚いたことがあった。
朝待ち合わせの場所に行くと、先生が、
「これ、食べて」と皆に、
ゆで卵とおにぎりを配り始めたのだ。
買ったおにぎりではない。
先生が直接にぎにぎしたものである。
こんなことがあるだろうか。
本当にびっくりした。
昨夜、ビールを買い込む我々をよそに、
確かに先生が10個入りの卵のパックを買ってらしたのを見た。
愛情とはそそいだ時間のことである、と言ったのは、
誰だったか。。。
今日の講義は、通常講義ではなく、ゲストスピーカーとして招かれたものらしい。
先生が紹介された後、授業が始まる前に、主催と先生が並んで写真撮影。
この辺りは日本とは違う。先生は慣れていて、シャッターが切られる瞬間、
15%くらいシュッと細くなった。
先生の話は、子どもはよく食べ、よく寝て、よく遊べ、
という古き良き日本の経験則がデータに裏付けられたものだった。
そうだ、我々にくれたおにぎりは、
研究者のひよっこである我々に向けたエールではなかったか。
子どもはよく食べろ、と。
僕の横では、同行の日本人たちがよく寝ている。
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