2015年10月5日月曜日

リアリティがあったらそう簡単に批判できないはずだぞ







政治家や社会、SEALDs、韓国、中国と、
ものすごい剣幕、物言いで批判する言説を、
ネット上では目にする。


そういうものを批判したくなった時には、
自分がどう生きているのか問いかけておきたい。


自分の身近にそのような許せない事態が起きている時に、
どう対処しているのか? と。

社会で起きていることは身の回りで起きていることの縮図だから、
身の回りの出来事にどう対処しているかを自問することが、
理性だろう。


たとえば、右にしろ左にしろ、
政治家を批判するのは簡単。そこにリアリティがないから。
韓国・中国をワーワー言ってる人は、
韓国・中国に友達がいないんじゃないか、
と思う。


僕はいろんな思想・立場・年齢層・国に深く
付き合っている人たちがいるから、
リアリティがあったらそんなに簡単に
割り切った物言いはできない。


一方の立場から相手方を批判する姿を見ると、
リアリティを感じる場所では、
誰もそんなに綺麗に割り切って生きていないクセに、
と思っちゃう。


会社の不条理に反抗できずに働いていたり、
先輩の言うことが非合理的でも、なんとなく従ったり、
恩義があるから多少の無理を聞いたりして、
生きているものだ、人間だもの。


うさばらしとしてはいいけど、
本当に何かを変えようとするならば、
世の中で起きていることには、
人間関係もプライドもいろんな矛盾が絡んでいる
ということを認めて、
その矛盾の中でどういう態度をとるか、を考えていきたい。


右も左も一緒。

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